
野党3党の首相指名一本化が政策の違いで難航。安住氏が玉木氏の要求を「きれい事」と批判するも、SNSでは安住氏の発言に対し立憲民主党へ失望の声。榛葉氏は「共産党やれいわが入るのか?」と懸念を示し、“理念なき数合わせ(野合)”を主張する立民とは真逆の称賛。
野党3党首相指名一本化難航|安住氏「きれい事」発言、榛葉氏は共産・れいわ参加に懸念
2025年10月15日、臨時国会での首相指名選挙に向けて、日本維新の会・立憲民主党・国民民主党の野党3党が党首会談を実施。しかし、安全保障やエネルギー政策を巡る意見の違いから一本化は難航しています。
安住氏と玉木氏の政策対立が鮮明に
立憲民主党の安住淳幹事長は、国民民主党の玉木雄一郎代表が求めた政策一致を「きれい事」と批判。柔軟な対応を主張する安住氏に対し、玉木氏は「基本政策の一致が不可欠」と強調し、立憲の平和安全法制違憲論や原発ゼロ方針に懸念を示しました。
政策の溝が一本化の障壁に
安全保障やエネルギー政策など、根幹となる政策の違いが野党連携の障壁となっており、首相指名の一本化は困難な状況です。
榛葉氏「共産党やれいわが入るのか?」発言の波紋
国民民主党の榛葉賀津也幹事長は、自民党の鈴木俊一幹事長との会談後の取材で「共産党やれいわ新選組が入ってくるのか? その神輿に玉木が乗るのか?」と発言。野党連携の現実性に疑問を呈し、安定政権の構築に向けた慎重な姿勢を示しました。
参院勢力と政権構想の現実性
榛葉氏は「衆院だけでなく参院の勢力も見るべき」と指摘し、立憲・維新・国民・公明を足しても過半数に届かない現状を踏まえた発言でした。
X(旧Twitter)上で立憲民主党への批判が拡大
安住氏の「きれい事」発言を受け、X上では「立憲に失望した」「野党連携に限界を感じる」といった批判の声が広がっています。SNS世論が政党支持に与える影響も無視できない状況です。
今後の展望|野党連携は進むのか
野党3党による首相指名の一本化は現時点で合意に至っておらず、今後の協議の行方が注目されます。政策のすり合わせと政権構想の現実性が、連携の成否を左右する鍵となるでしょう。
まとめ|野党の選択が問われる局面
安住氏・玉木氏・榛葉氏の発言が示すように、野党連携には政策・理念・現実性の壁が存在します。首相指名選挙を前に、各党がどのような判断を下すのか、国民の注目が集まっています。
【ノーカット】国民民主党 榛葉幹事長 コメント 自民党との幹事長会談をおえて
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国民民主党・榛葉さん
— あーぁ (@sxzBST) October 14, 2025
「参議院は立憲・維新・国民・公明を足しても過半数ないんだよ。共産党入ってくるの?れいわが入ってくるんですか?安定した政権になりますか?その神輿に玉木乗れって言うの?」
まさに『良い野党』。
政権交代しか頭にない立憲民主党とは大違い。 pic.twitter.com/JdbXxhzBsK
立憲民主党・安住幹事長
— あーぁ (@sxzBST) October 14, 2025
「立憲と国民民主党の違いなんてそう大きいものではない」
「首相指名に臨むつもりなら寛容さは必要」
「参政党から共産党までみんなにお願いしますと言える姿勢にならないと本当の意味で本気ではない」
もはや国会議員にしておくのが危険なレベル。 pic.twitter.com/U8PyHTUvNJ
立憲 安住幹事長
— おもち (@omochi_punimaru) October 14, 2025
玉木氏を「玉木」と呼び捨てにする
公党の代表を、しかも連立で担ぎ上げようとしている人を呼び捨てにするとか終わっとるやろこの人。党の公式会見の場だぞ。 pic.twitter.com/8tdXWRpFIZ
今回の一件で立憲民主党には
— ウハ@ゆっくり政治チャンネル (@yukkuriseijich) October 14, 2025
「自分の正しいと思った政策をやりぬこうとする」とか「国民のためにいい政治をしようとする」気が全くないことはよくよく理解できた。
これらのような信念があれば、政策合意を疎かにして、半ば強引に連立を組もうとはしないだろう。



















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