
埼玉県鶴ヶ島市の老人ホームで入居女性2人が死亡。元施設職員の22歳男が殺人容疑で逮捕され「刃物で刺した」と供述。警察が動機や関係性を捜査中。
埼玉・鶴ヶ島の老人ホームで入居女性2人死亡
2025年10月15日早朝、埼玉県鶴ヶ島市の老人ホーム「若葉ナーシングホーム」で、入居していた女性2人が死亡する事件が発生しました。警察は元施設職員の22歳の男を殺人容疑で逮捕しました。
事件の発生と現場の状況
午前5時前、施設職員が異変に気づき、ベッドの上で頭部から出血して倒れている女性2人を発見。いずれも89歳の入居者で、病院に搬送されましたが死亡が確認されました。事件現場は施設の4階と5階の個室でした。
容疑者は元職員の22歳男性
警察は施設から約250メートル離れた路上で不審な男の身柄を確保。逮捕されたのは、元施設職員で無職の木村斗哉容疑者(22歳)。調べに対し「刃物で刺して殺したことは間違いない」と容疑を認めています。
防犯カメラに不審人物の姿
施設の防犯カメラには、深夜から未明にかけてマスクとフードを着用した不審な人物が映っており、事件との関連が強く疑われています。警察は映像解析を進め、犯行の経緯を詳しく調べています。
高齢者施設の安全管理に課題
今回の事件は、高齢者施設における安全管理体制や職員の精神的ケアの重要性を改めて浮き彫りにしました。介護現場での人材不足やストレス環境が事件の背景にある可能性もあり、再発防止策が求められています。
今後の捜査と社会的影響
警察は容疑者と被害者の関係性や動機の解明を進めるとともに、施設運営側にも聞き取りを行っています。地域住民や介護関係者からは不安の声が上がっており、介護施設の防犯体制強化が急務とされています。
関連リンク:介護施設の安全対策と過去の事件
- 大阪の老人ホーム職員殺害事件|介護職場の安全と遺族の訴え(読売新聞)
- 老人介護施設で高齢女性2人死亡|元施設職員が関与をほのめかす(日テレNEWS)
- 大阪・老人ホーム職員殺害判決|安全対策不備を認定した裁判の教訓(note)
- 入居者による職員殺害事件と施設側の賠償命令|介護現場の暴力リスク(読売テレビ)
- 埼玉・鶴ヶ島事件の詳細|防犯カメラ映像と警察の捜査状況(NEWS GEISPO)



















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