田崎史郎氏が“進次郎勝利”予測を謝罪｜高市早苗氏総裁選出の舞台裏

自民党総裁選で高市早苗氏が第29代総裁に選出。羽鳥慎一モーニングショーでは田崎史郎氏が「小泉進次郎氏が勝つと予測していた」と謝罪。取材の甘さを認め、羽鳥アナとのやり取りが話題に。政治報道の信頼性と取材精度が問われる展開に注目集まる。

Photo：高市早苗氏が自民党総裁に選出された総裁選で、田崎史郎氏が「進次郎氏勝利」との予測を謝罪。羽鳥慎一モーニングショーでの発言が話題に。（報知新聞社）

2025年10月4日に行われた自民党総裁選で、高市早苗前経済安全保障担当相が第29代総裁に選出された。テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」では6日、この結果を受けて政治ジャーナリスト田崎史郎氏が出演し、自身の予測ミスについて謝罪する場面が話題となった。

今回の総裁選では、高市氏と小泉進次郎氏が有力候補として注目を集めた。都内で行われた投開票の結果、高市氏が多数の支持を得て当選。保守層の支持や政策経験が評価されたとみられる。

番組内で羽鳥アナウンサーから見解を求められた田崎氏は、「まず、おわびします」と頭を下げ、「進次郎さんが勝つと思っていた」と明かした。取材に基づいた予測だったが、「自分の取材が甘かった」と繰り返し謝罪した。

羽鳥アナが「取材している人ほど進次郎氏と言っていた」とフォローするも、田崎氏は「それは慰めにならない」と応じ、報道者としての責任を強調。このやり取りはSNSでも注目され、報道の信頼性や予測の精度が問われる事態となった。

田崎氏はこれまで多くの政治的予測を行ってきたが、今回の謝罪はその信頼性に一石を投じるものとなった。政治報道における「予測」と「検証」のバランスが改めて問われている。

高市氏の総裁就任により、今後の政権運営や政策方針に注目が集まる。一方で、メディアは報道の透明性と取材精度を高める必要がある。今回の一件は、政治報道の在り方を見直す契機となるだろう。

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