
イスラエル軍は19日、イエメン近くの紅海を航行していた日本郵船運航の自動車運搬船「ギャラクシー・リーダー」が、イエメンの反政府勢力フーシ派に乗っ取られたと発表。フーシ派の報道官はビデオ声明で「イスラエルと関係のある船を標的とする」と発表。岸田政権が“二枚舌外交で媚びを売る”イランの支援を受けるフーシ派は、イスラエルとイスラム主義組織ハマスの戦闘開始以降、弾道ミサイルや無人機などによるイスラエルへの攻撃を続けている。
Photo: ビデオ声明を発表するイエメンの反政府勢力フーシ派の報道官
出典:NHK 2023年11月20日イエメン反政府武装組織 日本郵船運航の貨物船拿捕(ANNnewsCH)
出典:疾風怒濤のイスラム世界/飯山 陽 | ニューズウィーク日本版 2022年11月09日
9月28日には西村経済産業相がイランのオウジ石油相と会談し、やはり「伝統的友好関係の一層の強化」を強調した。イラン国営ニュースサイトは、西村氏が「日本としてイラン核合意が早期に再建され、特に石油・天然ガス分野でイランと協力できるよう希望する」と述べたと報じた。
あたかも人権侵害で世界から批判されているイランから日本が石油と天然ガスを購入するのは、既定路線であるかのようだ。
ロシアに武器を供与しているイランの閣僚とにこやかに握手し協力強化を約束し合うことと、ロシアによるウクライナ武力侵攻を非難することは両立し得ない。イラン政府への協力を誓うことと、イラン政府に弾圧されているイラン国民を支持することも両立しない。
少なくともそれはウクライナやイランの国民の目に、矛盾であり偽善であると映るだろう。
日本が人権や民主主義といった価値や国際法を軽視する国と見なされ信用を失えば、その不利益を最も被るのはほかならぬ日本国民である。不都合な事実には目をつむり、目先の利益だけに目を向ける二枚舌外交の代償は大きい。 [以上、抜粋]
Xの反応
紅海で日本郵船がチャーターした貨物船がフーシ派(親イランのテロ組織)に乗っ取られたとイスラエル軍が発表。日本人乗組員はいないとのこと。
— Tsukasa Shirakawa(白川司) (@lingualandjp) November 19, 2023
紅海で貨物船乗っ取り 日本郵船が運航「日本人いない」:日本経済新聞 https://t.co/6eJVWaA8gM
【速報】イエメンの武装組織フーシが、紅海で日本郵船が運航する貨物船を乗っ取りか。イスラエル企業の船と勘違いした可能性が高いです。https://t.co/a1wXWCtZhD
— 三木幸治 / Koji MIKI 「迷える東欧 ウクライナの民が向かった国々」発売中 (@KojiMIKI5) November 19, 2023
おはようございます。
— 雲如 (@qohz5vWsv1uA4r0) November 19, 2023
シーア派武装組織が紅海で日本郵船の貨物船を乗っ取りとのニュースが。中東方面、物騒になってきました。いずれにせよこのニュースが本当なら、早く解放してほしいものです。
ということで、現在中東派遣に出ている護衛艦いかづちをば。 pic.twitter.com/Bd0yxoFF9e
シーア派武装組織フーシ派、紅海で日本郵船の貨物船乗っ取りか(毎日新聞)#Yahooニュースhttps://t.co/eLJSu6qhYY
— 星啓視 (@White8823) November 19, 2023
どうせ日本政府は自衛隊による救出作戦なんてしないで、「遺憾砲」を発射するだけで終わるんだろうな。
他人の命も救おうとしない情けなさよ。
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