村上総務相「平手打ちにあたる」発言に波紋　高市氏の人事に苦言　公明連立離脱

村上総務相「平手打ちにあたる」発言に波紋

公明党の連立離脱を受け、村上誠一郎総務相は14日の記者会見で「自民党にとって大きな打撃」と述べ、高市早苗総裁の対応に苦言を呈した。「覆水盆に返らず」「平手打ちにあたる」といった表現を用い、党内の緊張感を示唆した。

高市総裁の人事と公明党の反発

玉木代表との接近と幹事長代行人事

高市氏は国民民主党の玉木雄一郎代表に接近する一方、派閥パーティー収入不記載問題に関係した萩生田光一氏を幹事長代行に起用。これに対し、公明党は「政治とカネ」に厳しい姿勢を貫いており、村上氏は「平手打ちにあたる」と強く批判した。

公明党の連立離脱とその影響

長年の友党関係にあった公明党の離脱は、自民党にとって大きな政治的痛手。高市氏の対応が離脱の一因とされ、党内外からの批判が高まっている。

自民党内で浮上する「総総分離」論

総裁と首相が異なる「総総分離」体制の継続や、総裁選のやり直しを求める声も党内で浮上。村上総務相は「慎重にすべき」と牽制し、党の安定と信頼回復を重視する姿勢を示した。

まとめ：村上氏の警鐘と今後の政局

村上総務相の「平手打ちにあたる」発言は、高市総裁の人事と対応に対する強い警鐘であり、自民党内の亀裂と政局の不透明さを浮き彫りにしている。今後の連立再編や総裁選の動向が注目される。

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