【並木坂女性遺体】ビルに35歳前後の不審な男　専門家「顔見知りの犯行か…被害者への強い思い」 布で巻く行為から推測

ビルに“不審人物”　住人が遭遇　専門家「顔見知りの犯行か」…布で巻かれた女性遺体
出典：テレ朝NEWS/yahoo 2023年06月01日

(前略)　別の住人は、事件との関連は不明ですが、27日か28日の午前0時ごろ、散歩から帰ってくるとエレベーター付近に見知らぬ男性がいたといいます。そして、突然こんなことを話し掛けられました。

　遺体発見現場のビルの住人：「34～35（歳）の人かな、背の高い人です。『何か音がしなかったか』と言って、そういう感じで」「（Q.何の音を気にされていた？）エレベーターの音です。『何かゴトゴト音しなかったのか』と」「（Q．聞かれた？）はい、そうですね。その時に『聞いていないです』という感じで答えたんです」

　住人は、見知らぬ男性をエレベーターの修理業者だと思ったといいます。

　遺体発見現場のビルの住人：「エレベーターの管理をやっている人じゃないですかね」「（Q.どんな作業着？）つなぎじゃなかったと思うけど。黒、ズボンが黒で、上着がグレーみたいな感じ」

　ビルに入っている店舗に確認したところ、エレベーターの工事はなかったということです。男性は、なぜ真夜中にエレベーター付近にいたのか。そして、なぜ住人に物音を確認したのでしょうか。

(中略)　頭から足先まで布でくるんだ辰島さんの遺体をビルの一室に放置して立ち去った犯人。専門家は、顔見知りによる犯行の可能性を指摘します。

　東京未来大学　犯罪心理学・出口保行教授：「犯罪が起きた場合というのは、加害者側というのはすぐに逃走するというのが当たり前なんですね。ところが今回、布で巻くというようなことをしている。それだけ時間をご遺体と一緒に費やしている。そこから見ても、加害者は被害者に対して何らかの強い思いがあったのではないかなと」 [以上抜粋]

熊本市中央区南坪井町の並木坂に面する雑居ビルで、派遣社員・辰島ありささん（29）の遺体が布にくるまれた状態で発見された事件。熊本県警は司法解剖の結果、女性の死因は窒息死だったと発表。同じビルの住人は「ビルの外から悲鳴聞こえた」と証言。

コメント元： 布に巻かれ死亡の女性 SNSで「帰る」と同居する男性に連絡