「中傷例文は当社従業員作成」ダイアログ社長が謝罪　牧島氏関与を否定　小泉氏陣営のステマ事件　橋下徹氏「政治的ステマの典型例」

小泉陣営の中傷コメント依頼問題 ダイアログ社が謝罪

自民党総裁選で敗れた小泉進次郎農水相の陣営が、他候補を中傷するコメント投稿を依頼していた問題で、選挙プランナー会社「ダイアログ」の松田馨社長が謝罪した。コメント例文の作成は同社従業員によるものであると認めた。

問題のメールと中傷コメントの内容

牧島事務所から送付された例文メール

問題のメールは牧島かれん元デジタル相の事務所から送付され、「泥臭い仕事もこなして一皮むけたのね」「ビジネスエセ保守に負けるな」など、特定候補を意識した中傷的なコメント例が記されていた。

コメント例文の作成はダイアログ社が担当

松田社長によれば、コメント例文の作成はダイアログ社の従業員が担当しており、牧島事務所は関係者に例文を送付しただけだという。投稿の主導はしていないと説明した。

ダイアログ社の謝罪と再発防止策

松田社長は「痛恨の極み」と表現し、役員報酬の減額と再発防止策の徹底を表明。「心よりおわび申し上げます」と謝罪し、企業としての責任を強調した。

牧島氏の名誉毀損への懸念と訂正要求

松田氏は「牧島氏がコメント例文を作成し投稿を主導したかのような報道は事実と異なる」と強調し、誤解の拡散による名誉毀損を懸念。正確な情報発信と訂正を求める姿勢を示した。

選挙プランナー業界への影響と今後の課題

今回の問題は、選挙プランナー業界の倫理と透明性に対する信頼を揺るがす事態となった。ネガティブキャンペーンの限界と、候補者支援の在り方が改めて問われている。

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