東急田園都市線と大井町線が全線で運転再開 7日は始発から通常通り運行予定 大井町線も

東急田園都市線と大井町線は、5日の列車衝突・脱線事故による運転見合わせを経て、7日午前0時に全線再開。始発から通常運行予定だが、本数減やダイヤ乱れの可能性も。事故原因は回送列車のはみ出しによる衝突とみられ、ATC装置の作動状況を中心に調査中。通勤客からは再開に安堵の声。

Photo: 東急田園都市線と大井町線が全線で運転再開 7日は始発から通常通り運行予定 大井町線も(NHK)
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東急田園都市線が運転再開|衝突事故から全線復旧へ

5日夜に発生した東急田園都市線の普通列車と回送列車の衝突・脱線事故を受け、東急電鉄は7日午前0時に田園都市線および大井町線の全線で運転を再開しました。事故の影響で一時運転を見合わせていましたが、復旧作業が完了し、通勤・通学への影響が緩和されました。

始発から通常運行予定|ダイヤ乱れや本数減に注意

東急電鉄によると、7日の朝は始発から通常通りの運行を予定しています。ただし、ダイヤの乱れや本数の減少が発生する可能性があるため、利用者には最新の運行情報を確認するよう呼びかけています。

事故原因は回送列車のはみ出し|ATC装置の調査進む

事故当時、回送列車は本線に隣接する留置線上で停車していましたが、最後尾の車両が本線側にはみ出していたことが衝突の原因とみられています。田園都市線には自動列車制御装置(ATC)が導入されており、現在はその作動状況を中心に事故原因の詳細な調査が進められています。

通勤者の声|渋谷・梶が谷駅で再開に安堵

渋谷駅周辺の利用者コメント

事故後の混乱を経て、運転再開の報を受けた通勤者からは安堵の声が上がっています。渋谷駅では「毎日利用しているので再開はありがたい」「電動キックボードやタクシーも使えず困っていた」といった声が聞かれました。

梶が谷駅での再開の様子

事故現場に近い川崎市の梶が谷駅では、駅員が運転見合わせの掲示を撤去。利用者からは「電車がないと困るので再開は本当に助かる」といったコメントが寄せられました。

今後の対応と安全運行への期待

東急電鉄は今後、ATC装置の調査結果を踏まえた安全対策の強化を進める方針です。利用者には公式サイトやSNSでの最新情報の確認を推奨しており、信頼回復と安全運行の継続が求められています。

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