事件・事故など気になる社会のニュースを中心としたまとめと備忘録
タグ:裏口入学
2018-12-30社会
文部科学省の前局長の汚職事件に端を発した東京医科大の不正入試問題で、同大は「国会議員を含む複数の政治家から受験生に関する依頼があったとみられる」と指摘する第三者委員会の最終報告書を公表。臼井正彦前理事長らが保管していた資料からは、「もし入学されましたら育てて頂く大学のためには寄付は3000万円は用意するつもりでおります」などと記された書面が発見。臼井前理事長は担当者に、当時国会議員だった人物から依頼を受けた受験生に便宜を図るよう指示していたという。
2018-8-8社会
東京医科大学が政治家や官僚の子供は裏口入学させる一方、10年以上前の入試から女子受験生を一律減点し合格者を抑制していた事件。女性医師向けのウェブマガジンを発行している企業がネット上でアンケートを行った結果、女子一律減点について理解を示す女性医師が6割を超えたという。専門家は、「大学の対応に疑問をいだきながらも、医師の長時間労働に女性医師が無力感を感じていることの表れだ」と指摘。
2018-7-13社会
文科省前局長の佐野太容疑者(58)が私立大学支援事業選定で東京医大に便宜を図る見返りに、自分の息子を合格させた受託収賄事件。東京医大は過去に不正合格させた受験生やその親の名前などが書かれた「裏口入学リスト」を作成、東京地検特捜部が入手していたことが判明。同大が不正入試を繰り返していたとみて捜査しているもよう。リストは3段階に分けて評価され、臼井正彦前理事長の意向で加点、合格させていたもよう。
2018-7-6社会
文部科学省局長だった佐野太容疑者(58)が「私立大学研究ブランディング事業」の選定で東京医科大学に便宜を図る見返りに、息子を不正合格させた受託収賄の疑いで東京地検特捜部に逮捕された事件。佐野容疑者の息子の“裏口入学”に関し、東京医科大学トップの理事長と学長が入試の点数を加算するよう学内に指示していた疑いが判明。TBSが報じた。今年の医学科の一般入試では受験者数3535人に対し合格者数は214人で、倍率は約17倍。佐野息子の1次試験の点数は当初、合格ラインに達していなかった。またネットでは、この息子がセンター16日前に余裕のセブ島遊びをし、「日本で一番幸せな浪人生」「受験おわったー!春からたぶん東京医科大行きます」などと余裕のツィートをしていたことが暴露され炎上している。