事件・事故など気になる社会のニュースを中心としたまとめと備忘録
タグ:大阪地裁
2023-4-26社会
昨年4月下旬、大阪市に住む90歳の女性が自宅で息を引き取った。死因は「凍死」。駆けつけた警察は、同居していた62歳の息子を保護責任者遺棄の罪で逮捕した。都会の片隅でひっそり暮らしていた親子が迎えた最悪の結末。なぜ母親は自宅で凍えながら命を落とさなければならなかったのか。大阪地裁で開かれた公判に出廷した息子は、社会から孤立し、誰にも頼ることができないまま追い詰められたいきさつを語った。(共同通信=助川尭史)
2018-10-27社会
大阪市東住吉区で23年前(1995年)に小学6年の女児が死亡した火災で、再審無罪が確定した母親の青木恵子さん(54)が「火災原因は車の欠陥によるガソリン漏れだ」としてホンダに約5200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決があり、大阪地裁(倉地真寿美裁判長)は26日、「火災が発生した日から除斥期間(20年)が進行する」として請求を棄却。原告側は控訴する方針。ホンダは「主張が認められたと認識。車両の欠陥があったとは考えていない」とコメント。
2018-5-26社会
「日本ハム近畿直販」(現・日本ハム西販売)の元社員(54)が、3年間終日シュレッダー業務をさせられた後に解雇されたのは不当だとして、社員の地位確認と慰謝料を求め大阪地裁に提訴。営業をしていた元社員は遅刻や居眠りでシュレッダー業務への専従命令を受けたが、3年後に「勤務不良」を理由に解雇。同社は「元社員は勤務態度に多くの問題点があった」と主張。ネットでは「本人に問題あり過ぎ」や「夢のような職場だなw」などと、会社側に同情の声。シュレッダー業務を巡っては「アリさんマークの引越社」でも労使紛争があり、今年2月に和解している。
2018-5-23政治
学校法人「森友学園」の補助金詐取事件で詐欺罪などで起訴され大阪拘置所で勾留されている学園前理事長、籠池泰典被告(65)と妻の諄子被告(61)について、大阪地裁は保釈を認める決定。保釈保証金は籠池被告が800万円、諄子被告が700万円。保釈金は納付されておらず、保釈の時期は不明。決定を不服として検察側が準抗告する可能性も。ネットでは「籠池氏の会見」や、国際情勢を無視した「野党による国会空転」を危ぶむ声。
2018-4-27社会
同性カップルで40年以上一緒に暮らしたパートナーと死別した大阪府の男性(69)が、パートナーの親族に火葬の立ち会いを拒否されるなどし精神的損害を被ったとして、親族に700万円の慰謝料を求めて大阪地裁に提訴。財産贈与についても、「死別の際、残った1人が全財産を受け取る約束を口頭でしていた」と主張している。