【三浦春馬さん報道】『ガイドライン違反』続々 死の方法「詳しく伝えすぎ」=大人が「若者の背中を押す」ことのないように…

『三浦春馬さん死去』に関する報道は「ガイドライン違反だらけ」と、上智大学教授の水島宏明氏が指摘。三浦春馬さんが自宅マンション内の部屋のどの場所で、どういう姿で発見されたのかを、その方法が目に浮かぶぐらい詳細に「字幕」と「原稿」で放送。自〇報道ガイドラインに照らすと完全にアウト。「いのち支える自殺対策推進センター」(JSCP)は早い段階で報道各社に「大人が「若者の背中を押す」ことのないようにしなければなりません。」と要請を行ったが、耳を貸そうとしない局や番組もあるという。

Photo:7月18 日(土)夕方のTBSニュース(当ブログで一部加工) 水島宏明/yahoo 2020年07月19日

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三浦春馬さん「自殺」でテレビ報道の”ガイドライン違反”が続々!
出典:水島宏明/yahoo 2020年07月19日

(前略)これでは「詳しく伝えすぎ」だ!

 通常はテレビ報道に限らず、新聞でもテレビでも報道の取材現場は、「できるだけ詳しく伝える」ことで競合他社としのぎを削っている。 たとえ小さな情報でも、他の社にはないディテールを自社のニュースに入れることができるかどうかで勝負している。ところが「自殺報道」に関してだけは、これをやってはいけないのだ。

 このことを理解していない報道関係者は少なくない。

 詳しく伝えすぎると、自殺を模倣する人が増えてしまうことなどの問題が海外の研究などで明らかになっている。そのためそういう詳しい伝え方をしてはいけないなど、自殺報道にあたって注意すべきことがある、ということをWHO(世界保健機関)もガイドラインを作ってメディア側に要請し、この10年あまり日本政府も自殺防止推進の観点で同じ姿勢でこれを推進している。(中略)

他方、「やってはいけないこと」は以下のように記されている。

●やってはいけないこと

・自殺の報道記事を目立つように配置しないこと。また報道を過度に繰り返さないこと
・自殺をセンセーショナルに表現する言葉、よくある普通のこととみなす言葉を使わない
こと、自殺を前向きな問題解決策の一つであるかのように紹介しないこと
・自殺に用いた手段について明確に表現しないこと
・自殺が発生した現場や場所の詳細を伝えないこと
・センセーショナルな見出しを使わないこと
・写真、ビデオ映像、デジタルメディアへのリンクなどは用いないこと
出典 :https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/who_tebiki.html

 前述のTBSニュースの伝え方は、以下の2つの「やってはいけないこと」に抵触する。

・自殺に用いた手段について明確に表現しないこと
・自殺が発生した現場や場所の詳細を伝えないこと

 自殺報道ガイドラインに照らすと【アウト】である。“ルール違反”とも言えるケースだ。 [以上抜粋]



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