群馬県の防災ヘリ「はるな」(ベル式412EP型)が11日開通予定の「稜線トレイル」の視察に向かったあと、群馬県中之条町付近で墜落。9人が搭乗していたが、うち2人の死亡が確認。現場は朝から雷注意報が出る不安定な状態で雲が多く、視界確保のために高度を下げ、山の稜線に接触した可能性。墜落した機体は今年4月にエンジン不調で修理、、また運行委託を受けていた「東邦航空」では死亡事故や違反が相次ぎ、国土交通省から事業改善命令を受けていた。
Photo:ヘリ墜落 視界確保のため高度下げ山の稜線に接触か テレ朝news 2018年08月10日
ヘリ墜落 視界確保のため高度下げ山の稜線に接触か
出典:テレ朝news 2018年08月10日(前略)群馬県の防災ヘリ「はるな」は機体の長さ17.1メートル、定員は15人です。ヘリを運航している会社の齋藤健司さんによりますと、ヘリコプターは一般的に気温が高いと性能が落ちてしまう場合があり、また、積乱雲からの下降気流に弱いといいます。10日の草津周辺の気温は24.6度とそれほど高くはなく、積乱雲も発生していませんでしたが、朝から雷注意報が出ていて天気は不安定な状態でした。齋藤さんによりますと、午前中は雲が多い状態だったので、視界を確保するためにヘリの高度を下げて山の稜線(りょうせん)に接触した可能性もあると指摘しています。また、ヘリには9人が乗っていたとされ、装備品なども多く、重かったとみられ、ヘリの操縦性能が低下した可能性もあるということです。 [以上抜粋]
ヘリは4月にエンジン不調 群馬県庁危機管理室から
出典:テレ朝news 2018年08月10日(前略)群馬県庁の7階にある危機管理室です。現在、職員が総出で情報収集に努めています。群馬県警によりますと、午後に開いた会見で、墜落した機体は今年4月にエンジンの燃焼室という所の空気が逆流するという現象が起きるという不調があり、そのため修理に出していたということです。ただ、修理を終えて6月19日から運用を再開していました。10日朝に飛び立つ前の機体は点検していたのですが、特に問題はなかったということです。また、今回のフライトは地元の吾妻消防本部からの依頼で、消防隊員らの習熟のために登山ルートを上空から視察する予定だったということです。 [以上抜粋]
運航委託の東邦航空事故相次ぐ
出典:NHK2018年08月10日(前略)去年11月には、発電所の補修工事に使う建築資材を現場に運んだ後に群馬県上野村で墜落しパイロットと整備士の4人全員が死亡する事故を起こしています。
修理の際機体の部品の一部を交換しないなど、整備規定に違反する作業を繰り返していたなど多数の違反が確認されたとして、ことし2月に国土交通省から事業改善命令を受けていました。
また、平成19年6月には岐阜県中津川市の山中で緑化のため上空から種をまく作業中に墜落してパイロットが死亡したほか、その2日後にも長野と岐阜の県境の北アルプスの奥穂高岳で荷物をつり上げる作業中に墜落しパイロットがけがをしました。
平成23年10月には、登山道の整備工事の資材を運んだあと神奈川県清川村のキャンプ場に墜落し、機長が死亡、整備士が大けがをしました。 [以上抜粋、全文はこちらで]
コメント元: 【群馬・防災ヘリ墜落】目撃者「手届くぐらい低空飛行していた」 操縦は東邦航空のベテランパイロット
山に特有の霧などが
あったかどうか
嫌がらせか
雲が低かったからなんだろうけど安直過ぎる、機体トラブルがあったかも
業務改善命令受けた手抜き修理会社の修理開けの機体ね・・
何度死亡事故起こせば業務停止になんの?
何か無理したんじゃないだろうか
そうじゃないことを祈る
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