施行から9年を迎える裁判員制度が国民の信頼を得られず、崩壊の危機に瀕しているもよう。昨年1年間の裁判員辞退率は過去最高の66%で、選任手続きへの出席率も過去最低の63.9%になったという。最高裁は「裁判に国民の感覚を適正に反映させる」という制度の趣旨を損ないかねないとして対策に力を入れているというが。ネットでは「どうせ最高裁がひっくり返す」や「高給取りの職業裁判官が責任持つべき」など、国民感覚と乖離した最高裁の現状に「辞退率増加は当然」とする声が圧倒している。
Photo:最高裁判所
裁判員制度、施行9年 辞退率が過去最高の66%
出典:産経ニュース 2018年05月20日国民が刑事裁判に参加する裁判員制度は、21日で施行から9年を迎える。3月末までに8万3401人が裁判員や補充裁判員に選ばれた。制度が定着する一方、裁判員候補者の辞退率増加や選任手続きへの出席率低下が続いており、昨年1年間の辞退率は過去最高の66.0%、出席率は過去最低の63.9%となった。(中略)
裁判員候補者に選ばれながら辞退した人の割合(辞退率)は22年は53.0%だったが、24年以降は60%台で推移している。
呼び出しを受けた裁判員候補者が選任手続きに出席した割合(出席率)についても、22年の80.6%から低下が続き、27年以降は毎年7割を割り込んでいる。 [以上抜粋、全文はこちらで]
裁判員候補の無断欠席36%、最高裁が対策に力
出典:読売新聞 2018年05月20日刑事裁判の審理に参加する裁判員の候補者として昨年1年間に全国の地裁に呼び出された人のうち、無断で欠席した人の割合(欠席率)が過去最も高い約36%に達したことが最高裁のまとめでわかった。
裁判員制度は21日で開始から9年となるが、欠席率の上昇は、裁判に国民の感覚を適正に反映させるという制度の趣旨を損ないかねず、最高裁は対策に力を入れている。 [以上抜粋、全文はこちらで]
ネットの声
地裁レベルでいくらやっても上告されたらハイおしまい
そりゃ辞退されて当然
刑事事件よりも公務員の犯罪を民間人に裁かせるべき
ダメ裁判官を辞めさせることのできる仕組み
とかされるのにやる意味あるんか
前例どおりに戻されるように思う。
我々が選ばれた時もそうやって3人ほど、半ば強引に帰りましたが誰も止めませんでした
一日程度ならまだしも、これが何日もとなるときついと思う。
自分の仕事に穴を開けて、職場の人や顧客に迷惑をかける。
最後に高裁でひっくり返されたら
そりゃ誰だって愛想尽かすでしょ
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