中国初の国産中型ジェット旅客機「C919」が初飛行に成功。「独自に開発した国産機」との触れ込みだが、肝心のエンジンは米国製。欧米の安全基準をクリアする「型式証明」も取得しておらず、海外の航空会社からの受注は難しいとの見方。中国共産党大会を今秋に控えた習近平政権が「国威発揚」を狙ったものとみられ、「航空技術の軍事転用も視野にある」と警戒する声もあがっている。
Photo:初のテスト飛行が行われたC919=5日、中国上海の浦東国際空港(ロイター)[産経ニュース]より初飛行の“中国産”ジェット「C919」、軍事転用も視野 エンジンは米国産だけど…旅客機業界に殴り込み、570機受注済み
出典:[産経ニュース] 2017年05月06日
(前略) 同機は上海の「中国商用飛行機」が約2千億元(約3兆3千億円)をかけて開発した。座席数は最大で190。航続距離は5500キロで、中国の国内線や近距離の国際線に適している。
実用化まで数年かかる見込みだが、価格が55億円前後と、競合するボーイング737やエアバスA320よりも40%以上も安価なため、すでに国内からは計570機を受注している。
民間向けに実用化されれば、米ボーイングや欧州エアバスの中型機と競合し、航空需要の旺盛な中国市場を席巻しそうだ。
ただ、米国と欧州の航空当局から安全基準をクリアする「型式証明」を取得しなければ、海外の航空会社からの受注は難しい。
同社が開発し、国内線に昨年就航させた座席数90の小型ジェット旅客機「ARJ21」はなお、米国の型式証明を得られていない。
一方で同社は、座席数290のやや大型の機材も開発する計画だ。国内の航空需要を「国産機」で取り込み、将来的に軍用機への技術転用をにらむ戦術だ。 [以上抜粋]
ネットの反応(コメント編集元):[【国際】初飛行の“中国産”ジェット 米国製エンジン、中国内から570機受注、米国と欧州の「型式証明」はまだ得ず]
MRJも取得してないよね
型式証明に向けて米本土で試験飛行を繰り返してるMRJと
取得向けての行動すら一切ない中国機とは雲泥の差だけどね
それ昔の日本も言われてた
戦後の10数年くらいはな
中国は何十年も経つのにオリジナルや革新はみたことない
ボーイングやらエアバスから大量に購入する旺盛な需要があるから
その流れで国内メーカーを育てて、ゆくゆくは海外にも売ろうって考えなんやろな。
間違っても日本上空は飛ばないで欲しい。
今回のは別のクラスでライバルにすらして貰えない
社内他事業所ではね。あんな儲からんもん初めからやらなきゃ良いと言ってたんだよなw
新幹線だって日本の技術で出来たけど、今や中華新幹線で売り込んでいる
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